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第27回 ミニレクチャー

第27回ミニレクチャー 『臨床家としての自由なあり方について ーガタリの思想と実践にふれるー』

講 師:植田静
日 時:2026年11月30日(月) 19:00-20:30
場 所:オンライン
概 要:
 講師は、精神科デイケアで働く初心の頃から、ニコラ・フィリベール監督によるドキュメンタリー映画『すべての些細な事柄』(1996)を通して、フランスのラ・ボルド診療所に憧れをふんわり抱いていた。それは医師と患者という固定された役割を解体し、共同生活やクラブ活動を通じて「病者」の尊厳や「主観性」の生産を回復することを目指す「制度精神療法」の拠点であり、精神分析医・哲学者・政治活動家フェリックス・ガタリの40年間にわたる実践の場である。
 ミニレクチャーでは、リゾーム概念など、ジル・ドゥルーズとタッグを組んだ作業にも入門書などを介して少し触れたいとは思うが、彼らの思想に触れる初心者として、かつ臨床家として、まずはガタリ著筆『精神病院と社会のはざまで』に書かれている部分を中心に入門的に、診療所の活動と思想に触れながら、臨床的な「自由なあり方」について思いを馳せたい。

【参考文献・関連資料】

  • フェリックス・ガタリ 著、杉村昌昭 訳(2012)『精神病院と社会のはざまで:分析的実践と社会的実践の交差路』水声社.
  • 映画『すべての些細な事柄』(監督:ニコラ・フィリベール、1996年)